【就活面接で気を付けたい】メンズリクルートスーツのNGな着こなしのポイント6選

  • リクルートスーツ、正しく着こなせているのかな?
  • 間違った着こなしがあれば、知っておきたい。

今回の記事では、こんな疑問にお答えします。

多くの人が就活のときに初めて袖を通すリクルートスーツ。他にも、ネクタイ、ベルト、靴下など、スーツ姿は多くの要素で構成されます。

初めてだからこそ、本当に正しく着こなせているかどうか分かりませんよね。

しかし、スーツの正しい着こなしは学校では教えてくれませんし、もし間違っていたとしても、教えてもらう機会はなかなかありません。

しかし、スーツの着こなしにはルールとして共通している部分が多いですので、今回の記事ではその内容をまとめてみました。

ですので、今回の記事をお読みいただくと、初めてだからこそ失敗しがちな、スーツのNGな着こなしのポイントをあらかじめ押さえておくことができます。

なお、この記事はスーツの初心者の方向けに書いていますので、ある程度スーツの知識をお持ちの方には基本的な内容が多くなってしまうことをあらかじめお伝えしておきます。

目次

✕ジャケットの一番下のボタンを留める

リクルートスーツですので、シングルブレストスーツを前提としてお話しします。

2ボタンであっても3ボタンであっても、スーツのジャケットは一番下のボタンは留めません。

留めるボタンは、具体的には下記のとおりです。

  • 2ボタン
    • 上のボタンだけを留める
  • 3ボタン
    • 上と真ん中のボタンを留める
  • 段返り3ボタン
    • 真ん中のボタンだけを留める

3ボタンの場合は、段返りかどうかで留めるボタンが違いますが、いずれにしても一番下のボタンは外して着るのがルールです。

アンボタンマナーと呼ばれるものですね。

ジャケットの下のボタンは飾りです。

✕ポケットに物を入れる

スーツのポケットには、基本的に物は入れません。

ジャケットだけではなく、ワイシャツのポケットや、スラックスのポケットも同じです。見栄えが悪くなりますし、型崩れの原因にもなるからです。

ただし、ジャケットのポケットに関しては、下記のようにいくつか許容されているものもあります。

  • 内ポケットには物を入れてもよい
  • 胸ポケットにはチーフのみ入れてよい
  • 腰ポケットにハンカチを入れることも可

ただし、内ポケットも含めて、物を入れるのは最小限に留めることが理想です。スラックスのポケットに財布を入れるのも避けたほうがいいです。

✕ネクタイの先端がベルトの位置にきていない

ネクタイの大剣(太いほう)の先端は、ベルトのバックルがちょうど隠れるぐらいの位置にきていることがベストです。

理由は、ちょうどこれぐらいの長さがバランスが良く、ネクタイがこの位置にあるとジャケットを羽織ったときにネクタイが下から出ないからです。

何度か結べばコツがつかめると思いますので、意識してネクタイを結んでみてください。

なお、仮に、この位置に合わせたときにネクタイの小剣(短いほう)が短くなりすぎるようであれば、ネクタイ自体が短い可能性が高いです。

ネクタイは、140cm以上の長さがあることがベストなため、もし短いようであれば買い替えも検討してみてください。

✕インナーが透けて見える

ワイシャツは意外に薄いため、普通の白のインナーを着ると透けて見える可能性が高く、特に就活で着るワイシャツは白無地が基本のため、なおさらです。

ビジネスシーンでインナーが透けて見えることはマナー違反であり、就活でも気を付けておくに越したことはありません。

透けて見えないインナーの条件は、👇です。

  • 色は肌色(ベージュ)
  • ネックラインはVネックかUネック
  • シームレス(カットオフ)のもの

なお、シームレスとは、縫い目がないという意味で、カットオフは切りっぱなしという意味です。

特に縫い目の部分が透けやすいですから。

なお、就活でワイシャツの下に着るインナーの選び方については、👇で詳しく解説しています。

就活でワイシャツの下に着る男性用インナーの選び方【お勧めのメーカーも解説】

✕ベルトが真ん中の穴で留まっていない

ベルトは、真ん中の穴で留めるのが基本です。一般的な、穴が5つあるベルトの場合、3つ目の穴で留めるように調整してください。

ベルトの真ん中以外の穴は飾りです。

ですので、ベルトが長い場合は切って調整し、もしベルトが短い場合は買い替えも検討してみてください。

✕靴下が短い、白い

丈について

短い靴下(ショートソックスやスニーカーソックスと呼ばれる、くるぶしぐらいの丈の靴下など)は避けた方がよいです。

理由は、丈が短い靴下の場合、座って足を組んだときなどに、すねやすね毛が見えてしまうのを避けるためです。

スーツに合わせる靴下は、(ロング)ホーズと言われるひざ下までの丈のハイソックスが望ましいとされていますが、クルーソックスと呼ばれるふくらはぎ下ぐらいの丈の靴下がありますので、最低これぐらいの丈がある靴下を履かれるのがお勧めです。

色について

色は、スーツ(スラックス)か靴か、いずれかと合わせることがよいとされています。

理由は、靴下だけが目立たないようにするためです。

そのため、どちらの色に合わせてもよいのですが、少なくとも白の靴下は絶対に避けてください。

なお、リクルートスーツに合わせる靴下の選び方については、👇で詳しく解説しています。

【就活用メンズ靴下の選び方】白靴下やくるぶしソックスはNG、お勧めの靴下も紹介

まとめ

以上、ルールに則っていないリクルートスーツのNGな着こなしについてお話ししました。

今回の話の内容をまとめると、下記のとおりです。

スーツのNGな着こなし
  • ジャケットの一番下のボタンを留める
  • ポケットに物を入れる
  • ネクタイの先端がベルトの位置にきていない
  • インナーが透けて見える
  • ベルトが真ん中の穴で留まっていない
  • 靴下が短い、白い

インナーや靴下など、一部買い替えが必要になる場合もあるかもしれませんが、気を付けるだけで今日から変えられることも多いです。

また、今回ご紹介した内容は、全てスーツの基本的なルールでもありますので、これらのポイントを押さえておくことで、就職後のビジネススーツの着こなしにも活用できます。

もしどれかに当てはまっている場合は、そのうち1つからでも意識して変えてみてください。変えることで意識も変わり、きっと面接にもより自信を持って望めると思います。

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!

コメント

コメントする

目次