スーツやワイシャツのポケットに物は入れない。
こんなことを言われることがありますよね。
これについては、👇のような理由が挙げられています。
- 型崩れにつながる
- スーツのポケットはただの飾りである
しかし、ポケットに物が入れられないとなると、いろいろ不便なことが出てきますよね。
今回は、そんなスーツやワイシャツのポケットについて考えてみたいと思います。
入れていいのはチーフだけ
まず、使っていいポケット、入れていいものは、一つだけだと言われています。
- 使っていいポケット:ジャケットの胸ポケット
- 入れていいもの:チーフ(ポケットスクエア)

え、入れていいのはチーフだけ?
スーツの本を読んで分かったことは、(本来持つべきかどうかという話は別にして)チーフを持っていない私には、現実的にポケットには何も入れられないという残酷な事実でした。
ただ、一応以下のようなものは(意見は分かれていますが)一定許容範囲だそうです。
- ジャケットの内ポケットに入れる名刺入れ
- ジャケットの腰ポケットに入れるハンカチ
それ以外、たとえばスラックスのポケットに財布を入れるのもダメで、もちろんワイシャツのポケットにボールペンを入れるなど、論外だそうです。
これは、
- ジャケットの腰ポケットには、ハンカチ、車のカギ、ブレスケアなど
- スラックスのポケットには、スマホ、財布
- ワイシャツの胸ポケットには、メガネ
など、ポケットをこれでもかというぐらい有効活用している私にとって、かなり厳しい話でした。
なお、「仕事ができる人は、小さめのスーツを着ている。」(著者:山本晃弘)には、次のような一節が出てきます。
ある会社の部長が「スーツはポケットがたくさんあるので小物を収納するのに便利」と話すのを聞いて、驚いたことがあります。
「仕事ができる人は、小さめのスーツを着ている。」著者:山本晃弘
私の話かと思いました。



いつ部長になったっけ?
「具体的な何か」を変える大切さ
そんな私ですが、あることをきっかけに、少し状況が改善することになりました。
それは、ポケットのついていないワイシャツを購入したことです。
実は私はかなり目が悪く、普段は裸眼で生活しているのですが、仕事中など、なにかあったときにメガネがないと見えなくて困ることがあります。
そのため、ワイシャツのポケットに常にメガネを入れていたのですが、ワイシャツにポケットがなければ物理的に入れられないため、必然的に改善されました。(そのかわり、不便になりましたが。)
以前読んだ「夢をかなえるゾウ」(著者:水野敬也)の一節を思い出します。
本気で変わろ思たら、意識を変えようとしたらあかん。意識やのうて「具体的な何か」を変えなあかん。具体的な、何かをな。
「夢をかなえるゾウ」著者:水野敬也
ああ、ガネーシャ様。今ならあなたの教えの意味がよく分かります。
残る課題
それでも、ジャケットやスラックスのポケットをなくしてしまうことはできません。(もしかしたらオーダースーツなどでなくすことができるのかもしれませんが。)
引き続き、「具体的な何か」を変える方法を探す日々は続いていくようです。



ポケットをホッチキスで止めてしまうとか?
結局のところ、おしゃれと同じで、「スーツは我慢」ということなんでしょうか。
そういえば、私が飲み会の幹事をやっていたときに、会費をもらいに行くといつも更衣室に財布を取りに行く人がいました。
そのとき、「せっかくポケットがあるんだから(財布ぐらい)いつも入れておけばいいのに。」と思っていた当時の私に、教えてあげたいです。
ポケットに 入れていいのは チーフだけ
という素敵な俳句(?)を。
とっていいのは写真だけ(登山)
入れていいのはチーフだけ(スーツ)



セットで覚えておくと安心ですね(笑)
それでは、今日はこのあたりで。
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