- リクルートスーツの色や柄は何がいい?
- サイズ感が分からないけど確認方法は?
- どこで買えばいいのかな?
今回の記事では、こんな疑問にお答えします。
就活に欠かせないリクルートスーツですが、店も商品もいろいろあり、また、適切なサイズ感など、特に初めてのときはいろいろ迷いますよね。
でも大丈夫です。スーツはそもそもルールで選ぶものですし、特にリクルートスーツの場合はより選択肢の幅が狭いですから。
この記事では、私がスーツ関係の本を10冊以上読んで得た知識などをもとに、リクルートスーツの色や柄、サイズ感の確認方法などについて解説します。
ですので、この記事をお読みいただくと、リクルートスーツを買いに店に入ったときにどれを選べばいいか迷ったり、店員さんからサイズ感について聞かれて困ったりすることはなくなります。
色
リクルートスーツにお勧めの色は👇です。
- 黒
- 濃紺(ダークネイビー)
- チャコールグレー(ダークグレー)
まず、色の種類(黒、紺、グレー)についてお話しします。
本来、スーツの定番色はネイビーとグレーで、うち、最もネイビーが最もベーシックとされています。
黒は本来のスーツのルール的にはNGとされています。理由は、黒は冠婚葬祭用で、ビジネスで着用する色ではないとされているからです。
ただ、ことリクルートスーツに限っては、黒が主流です。
ですので、リクルートスーツの色の種類は、お勧めな順に、①黒、②ネイビー、③グレーとなります。
次に、色の濃淡についてお話しします。
色の濃淡については、明るい順に、ライト、ミディアム、ダークなどがあります(色の種類と合わせて、ライトグレー、ミディアムネイビーなどとなります)が、リクルートスーツにお勧めなのは、ダークトーンです。
理由は、ダークトーンのスーツはよりフォーマルだからです。
上記のような理由から、リクルートスーツの色は、お勧めな順に、①黒、②ダークネイビー、③チャコール(ダーク)グレーとなります。
なお、もし迷われる場合は、黒にされるのがお勧めです。
柄
スーツには、無地やストライプ、チェックなど様々な柄があり、たとえばストライプの中にも、ピンストライプやシャドーストライプなどいろいろな種類があります。
ただ、リクルートスーツの場合は無地がお勧めです。理由は、最もベーシックだからです。
ボタンの数
ボタンの数についてですが、まず、スーツにはシングル(ブレスト)とダブル(ブレスト)があります。
これは、ボタンの配列による違いで、ボタンの配列が一列のものがシングル、2列のものがダブルです。
リクルートスーツの基本はシングルですので、以下、これを前提にお話しします。
シングルには、胸のボタンが2つのものと3つのものがありますが、個人的には2ボタンのものがお勧めです。
理由は、主に下記の2点です。
- 2ボタンのほうが一般的にオーソドックスであること
- 3ボタンの場合、「段返り」かどうかによって留めるボタンが異なること
なお、2ボタンを選んだ場合は、上のボタンだけ留め、下のボタンは外しておくのがルールです。
サイズ感
スーツの適切なサイズ感については、下記のとおりです。
- しわがないこと
- 着丈はお尻が少し見えるくらい
- 肩幅は肩先を指で1cmほどつまめるくらい
- 着丈は手首を曲げたときに袖先が触れるか触れないかくらい
- 裾丈はハーフクッション
特に重要なのはしわです。試着の際には、しわがないことを念入りに確認してください。
後ろ姿は店員さんに確認してもらいましょう。
なお、スーツの適切なサイズについては、👇で詳しく解説しています。一般的なビジネススーツの話ですが、リクルートスーツでも基本は全く同じです。
【もう試着で迷わない】メンズビジネススーツの適正なサイズの選び方を解説
どこで買うか
選び方は分かったけど、どこで買えばいい?
リクルートスーツは、スーツ関係の各社、たとえばスーツ量販店やツープライスショップと呼ばれる店などでも幅広く取り扱われています。
スーツ量販店やツープライスショップの代表的な店舗は、👇です。
- スーツ量販店
- 洋服の青山
- AOKI
- はるやま
- コナカ
- ツープライスショップ
- SUIT SQUARE
- ORIHICA
- P.S.FA
- SUIT SELECT
独立した店舗の他、ショッピングセンターに入っていたりもしますし、他にもいろいろなメーカーがありますので、近隣の店で商品を見て選ばれればいいと思います。
事前にホームページで商品を見ておかれるのもお勧めです。
なお、リクルートスーツは店頭で買われるほうがよいです。
ネットでも買えるのに?
理由は、上でもお話ししました、サイズ感です。スーツはサイズ感が命であり、就活でも、ジャストサイズのスーツが好印象につながります。
ですので、スーツについては、店頭で店員さんにサイズを見てもらいながら、サイズのあったものを選ぶことが大切です。
価格
どれぐらいの価格のものを選べばいい?
リクルートスーツの価格は幅広く、一般的なものでも1万円台から5万円を超えるようなものまでありますが、基本的には上下セットで2万円ぐらいのもので十分だと思います。
理由は大きく2点あります。
1点目の理由は、ビジネススーツの予算の目安は年収の1%とされていることです。
たとえば、初任給が2百万円台であればスーツの1着当たりの予算は2万円台になりますし、それで十分な品質のスーツが買えます。
ですので、リクルートスーツも2万円ぐらいの価格のもので十分で、3万円以上かける必要はありません。
2点目の理由は、リクルートスーツは長く着るものではないからです。
就職後、仕事に着られないことはないのですが、特に定番の黒のスーツを買った場合、上でお話ししたとおり、本来黒いスーツはビジネススーツとしては不向きなため、できればダークネイビーのスーツを買い直すほうがスマートです。
以上のような理由から、リクルートスーツは上下セットで2万円程度のもので十分だと思います。
なお、店舗によっては、ワイシャツやネクタイなど一通りセットで3万円未満で販売されていたりしますので、そのようなフェアを活用されるのもお勧めです。
まとめ
以上、リクルートスーツの色や柄、サイズ感の確認方法などについて解説しました。
今回の記事の内容をまとめると、下記のとおりです。
- 色は黒がお勧め
- 又はダークネイビーかチャコールグレー
- 柄は無地
- シングルブレストの2ボタンがお勧め
- サイズ感は下記のポイントを確認
- しわがないこと
- 着丈はお尻が少し見えるくらい
- 肩幅は肩先を指で1cmほどつまめるくらい
- 着丈は手首を曲げて袖先が触れるか触れないか
- 裾丈はハーフクッション
- 店頭で購入する
- サイズ感が大切なため
- 価格は上下セットで2万円が目安
- セット販売のフェアの活用もお勧め
これらのポイントを参考に、自信を持って面接に臨めるリクルートスーツを見つけてください。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
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