革靴にはシューズキーパーを入れたほうが良いと言われますが、シューズキーパーって結構高いんですよね。
最低でも千円台、多くは2千円以上で、中には1万円以上するものもあります。でもシューズキーパーにそこまでお金をかけるのもちょっと・・・。
そこで候補に上がってくるのが百均のシューズキーパー。その最大の魅力はもちろん安さです。しかし、その安さゆえに、逆に効果やコストパフォーマンスが気になりますよね。
そこで、今回はダイソーのシューズキーパーを購入しましたので、その外形や実際の使い心地、型崩れ防止効果などについてまとめてみました。
果たして賢い投資と言えるのか?
結論からお話しすると、価格(2本で440円)に見合うだけの価値は十分あると感じましたので、さっそく内容についてお話ししていきたいと思います。この記事がダイソーのシューズキーパーを買われるかどうかの参考になれば幸いです。
ダイソーのシューズキーパーの仕様
今回お話しする、ダイソーのシューズキーパーの仕様は👇です。
- 原産国:中国
- 材質:ヒノキ、スチール
- 左右兼用
- 対応する靴のサイズ:24.5~28.0cm
- 価格:220円(税込)
左右兼用なんですね。
価格は片足分ですので、2個(両足)で440円(税込)です。
なお、別に「対応する靴のサイズ」が「22.0~24.5cm」のものもあります。
ダイソーのシューズキーパーをレビュー
外観
今回購入した、ダイソーのシューズキーパーは👇です。
ヒノキの木目などがそのまま残っており、まさに天然素材という感じの見た目です。
嗅いでみると、檜風呂のようないい香りがします。消臭効果も期待できそうですね。
通気性を高めるために開けられたと思われる真ん中の穴ですが、木くずが残るなど、ささくれたような感じになっており、削り方も荒いです。
まあ、片足220円のシューズキーパーにあまり多くを求められないことは理解していますが。
なお、裏側から見たのが👇です。
形状
次に、ダイソーのシューズキーパーの形状は👇です。
左右兼用ですので当然ですが、横幅の膨らみ方は左右同じぐらいです。
通常、革靴に入れるシューズキーパーは、革靴の形状に合わせて外側が膨らんでいることが多いのですが。
たとえば、今使っている他のメーカーのシューズキーパーは👇です。
👆は外側の幅のほうが広くなっていますよね。
ですので、ダイソーのシューズキーパーは左右の幅が同程度のため、特に横幅に関する型崩れ防止効果はやや弱まるかもしれません。
スプリングは柔らかめ
真ん中のスプリングは一見硬そうですが、実際にはほとんど力を入れなくても簡単に曲がります。
靴に入れやすいですね。
スプリングが硬いと革靴に入れにくかったりしますので、スプリングが柔らかいことはこのシューズキーパーの特長だと思います。
出し入れしやすい
実際に革靴(スコッチグレイン「F0045」)に入れてみたのが👇です。
上でお話ししましたとおり、スプリングが硬くないので、靴への入れにくさは特に感じません。
スプリング部分を先にしっかり曲げて踵に先に入れてから、前の部分を靴の中に滑り込ませるようにすると特に入れやすいです。
ただ、シューズキーパーを取り出すときにはやはりある程度の跳ね返りがありますので、外すときには注意が必要です。
型崩れ防止効果あり
シューズキーパーを入れる前の靴が👇です。
購入後約半年ですが、結構しわが入っていますね。ずっとシューズキーパーを入れていなかったことも大きいかもしれません。
ここに、今回購入したダイソーのシューズキーパーを入れると👇です。
完全ではありませんが、しわがかなり伸びていますよね。実際、シューズキーパーを入れた瞬間、しわが伸びるのがはっきりと分かります。
上でお話ししましたとおり、左右兼用のため横幅が均一ですので、そこは少し気になりますが、型崩れ防止効果について、間違いなくある程度の効果は期待できそうです。
ダイソーのシューズキーパーのレビューまとめ
以上、ダイソーのシューズキーパーの外観や使い心地、型崩れ防止効果などについてまとめてみました。
穴の削り方が荒いことや、横幅が左右同程度なことなど、気になる点もありますが、間違いなくある程度の型崩れ防止効果は期待できますし、消臭効果も期待できそうです。
そのようなことから総合的に考えると、コストパフォーマンスはいいと思います。440円で革靴の形がしっかりキープできるだけでもありがたいですよね。
スプリングも柔らかめですし、手軽に日常使いするにはぴったりのシューズキーパーだと思います。
もちろん、お気に入りの革靴にはそれ相応のシューズキーパーを入れたほうがいいかもしれませんが、低価格で普段使いの革靴などであれば、このシューズキーパーを入れておくことで長持ちすれば、簡単に元がとれそうですね。
このレビューがダイソーののシューズキーパーを買われるかどうかの参考になれば幸いです。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
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