- リクルートスーツにはどんな靴下を合わせればいい?
- 普段履いている靴下を履いてもいいのかな?
今回の記事ではこんな疑問にお答えします。
就活では、本来の力を最大限発揮するため、身だしなみも万全で望みたいところです。
ところが、スーツやネクタイは揃えられても、靴下などの小物は、どういうものがいいか意外と迷ったりしますよね。
しかし、おしゃれは足元から、と言われるように、靴下は一般に思われている以上に重要な役割を担っており、足元からのぞく靴下が好印象につながることもあれば、その逆もあり得ます。
でも好印象な靴下を選べるようなセンスはない!
大丈夫です。スーツ姿の基本はルールであり、スーツに合わせる靴下の選び方にも明確なルールがありますので、センスは不要です。この基本は就活においても変わりません。
ですので、今回の記事では、就活用の靴下の選び方について、ルールにのっとって解説します。
この記事をお読みいただくと、就活で履くべき靴下をルールによって絞り込めるため、選ぶのがかなり楽になります。
就活用に新しく購入する
就活用の靴下は、新しいものを購入されるのがお勧めです。
わざわざ新しく買うの?
理由は、靴下は当然ですが足に履き、また、毎回洗濯するため、汚れたり傷んだりしやすいからです。そのような靴下を履いていると、それだけで印象が悪くなってしまう場合があります。
そんな大げさなことはないと思われるかもしれませんが、面接官も人です。靴下はそこまで高額なものではありませんし、細かいところまで気を付けておくことで、面接での不要な減点を防ぐことができます。
それに就職後も履けますから。
費用対効果の高い投資ですね。
それでは、以下、就活用の靴下の具体的な選び方についてお話ししていきます。
クルーソックス以上の丈
スーツに合わせる靴下は、本来は、ロングホーズとも呼ばれる、ひざ下ぐらいまでの丈のハイソックスが望ましいとされています。
理由は、丈が短い靴下の場合、座って足を組んだときなどに、すねやすね毛が見えてしまうのを避けるためです。
ただ、特に夏場の就職活動では、暑さとの戦いという現実的な問題がありますし、面接などの就職活動中に足を組んだりすることは通常ありません。
そこで、クルーソックスと呼ばれる、ふくらはぎ下ぐらいの丈の靴下も候補に入ってきます。
ただし、それ以上短い靴下(ショートソックスやスニーカーソックスと呼ばれる、くるぶしぐらいの丈の靴下など)は避けられた方がよいです。
色はスーツか靴と合わせる
色は、スーツ(スラックス)か靴か、いずれかと合わせることが良いとされています。理由は、靴下だけが目立たないようにするためです。
ですので、リクルートスーツも革靴も黒の場合は、靴下は黒一択です。
スーツと靴の色が違う場合は、どうすればいい?
この場合は、どちらに合わせても大丈夫です。
本来は、どちらかと言えばスーツに合わせるほうが、足を長く見せる効果があったりして良いとされているのですが、一般的にリクルートスーツはダークトーンのものが多いと思いますので、たとえばダークネイビー(濃紺)のスーツと黒の革靴に、黒の靴下を合わせても全く問題はありません。
もちろん、スーツ(この場合はダークネイビー)に近い色を選ばれても大丈夫です。
白い靴下は絶対に避けましょう。
柄はリブ編みか無地
柄は、縦じまのリブ編みと呼ばれるものか、または無地がお勧めです。
リブ編みはビジネスソックスの定番で、スーツとの相性がとても良いんですよね。
また、無地は場所を選ばないため、就活時に履く靴下としても安心して選べます。
素材は綿(コットン)中心
素材には、天然素材と化学素材があり、それぞれ下記のようなものがあります。
- 天然素材
- 綿(コットン)、麻、ウール、シルク
- 化学繊維
- ポリエステル、ナイロン
2つ以上の素材を混ぜ合わせた、混紡と呼ばれるようなものも多いです。
それぞれ長所、短所があるのですが、一般的に綿(コットン)の割合が高いほうが望ましいとされています。理由は、綿は吸水性が高く、かつ、価格もそこまで高くならないからです。
特に夏場の就職活動では、汗を吸収してくれる綿の割合ができるだけ高いものを選ばれるのがお勧めです。
フィット感が高いもの
就活の靴下は、足にフィットするものを選ばれるのがよいです。理由は、だらしくなく下がってしまっている靴下は見栄えが悪いため、面接中などにも下がってこないことが大切だからです。
かと言ってあまり締め付けが強いのも厳しいですので、適度にフィット感が高いものがいいですね。
その他NGなもの
ブランドのロゴが入っているもの
ブランドのロゴが入っているものは避けたほうがよいです。
理由は、ブランドのロゴが悪目立ちして、スーツ姿の妨げになるからです。まして、就活では、靴下で主張する必要は全くありません。
厚手のカジュアルなもの
生地が厚いカジュアルな靴下は避けたほうがよいです。
就活に限らず、スーツに合わせるのはビジネスソックスであり、カジュアルソックスは不向きです。
ですので、生地が厚いものの他、ボーダーなど、カジュアルな靴下は全てNGです。
素材が薄すぎるもの
逆に、素材が薄すぎるものも避けたほうがよいです。
理由は、薄すぎるとすね毛が透けて見えるため、すでにお話ししたとおり、ルールに反している点で、余計なマイナスにつながる可能性もありますし、就活を抜きにしても一般的にマナー違反とされています。
お勧めの靴下
選び方は分かったけど、具体的にどんな靴下を選べばいい?
結論からお伝えすると、上でお話ししたような基準を満たしている靴下であれば、なんでも構いません。
参考までに、私が過去に購入したビジネスソックスは4点あり、それぞれ下記のとおりです。スーツに合わせるという意味で、仕事に履いていく靴下も、就活用の靴下も、基本的な選び方などは全く同じですから。
1点目は、TabioMEN「【ベストセラー】メンズ 9×2 リブソックス」です。
- 素材:綿62%、ナイロン35%、ポリウレタン3%
- 価格:1,320円(税込)
- つま先部分の縫い目がないリンキング仕様
- 抗菌防臭加工糸を使用
なお、レビュー記事は👇です。
【レビュー】TabioMENのビジネスソックス「メンズ9×2リブソックス」
2点目は、TabioMEN「メンズ スーピマコットン 無地ソックス」です。
- 素材:綿69%、ナイロン29%、ポリウレタン2%
- 価格:1,100円(税込)
- 特長(抜粋)
- 上品な光沢と滑らかな肌触り
- 透け感のない鮮やかな発色
なお、レビュー記事は👇です。
【レビュー】TabioMENの「メンズ スーピマコットン 無地ソックス」
3点目は、「socks box 408」の「靴下 メンズ ビジネス ソックス ロングホース ハイソックス シルケット加工 リブ編み box408オリジナルソックス」です。
- 素材:綿、ナイロン、その他
- 価格:730円(税込)
- 丈長:約43cm
- 生産:中国製(企画・デザインは日本)
なお、レビュー記事は👇です。
【相場の半額】「socks box 408」のメンズロングホーズを買ってみた
4点目は、「HAVILAH MODE」の「【3足組】メンズ ロングホーズ コーマ糸 表糸綿100 ハイソックス 靴下 抗菌防臭 ひざ下 中着圧 ビジネス」です。
- 素材:表糸綿100%、締め付け部ウレタン配合
- 価格:2,100円(3足・税込)
- 長さ:踵から約47cm、リブ部約18cm
- 色:グレー、ダークブラウン、ネイビーブルー、ブラック
なお、レビュー記事は👇です。
【400円で買えるかも】「HAVILAH MODE」のロングホーズをレビュー
比較すると👇です。
TabioMEN 9×2 リブソックス | TabioMEN スーピマコットン | socksbox408 リブ ロングホース | HAVILAHMODE 3足組 ロングホーズ | |
---|---|---|---|---|
丈 | クルーソックス | クルーソックス | ロングホーズ | ロングホーズ |
柄 | リブ編み | 無地 | リブ編み | リブ編み |
素材 | ナイロン35% ポリウレタン3% | 綿62%ナイロン29% ポリウレタン2% | 綿69%綿、ナイロン、その他 | 締め付け部ウレタン配合 | 表糸綿100%、
フィット感 | やや弱め | やや弱め | 強め | 高い |
価格(単価) | 1,320円 | 1,100円 | 730円 | 700円 |
この中ではどれがお勧め?
正直、それぞれ一長一短があります。
「TabioMEN」の靴下は見た目も履き心地もいいのですが、その分、少し値段が高いです。
そうすると、「socks box 408」か「HAVILAH MODE」かということになりますが、私が強くお勧めしたいのは、「HAVILAH MODE」のロングホーズです。
ロングホーズでフィット感も高いため、1日履いていても下がってきませんし、安さです。
表糸綿100%であることもポイントですが、何よりも魅力なのはそのロングホーズは基本的に値段が高く、「HARISON」でも「Tabio」でも基本的に1,500円~します。
しかし、この「HAVILAH MODE」のロングホーズは、定価は3足で2,100円(税込)で、それだけでも安いのですが、アマゾンなどでよく割引がかかっており、私は3足で1,264円(税込)で購入しました。
就活用の靴下は1足だけというわけにはいきませんので、これさえ買っておけば、もう就活用の靴下は大丈夫です。
まとめ
以上、就活の靴下の選び方について、ルールにのっとって解説しました。
今回の話の内容をまとめると、下記のとおりです。
- 就活用に新しく購入する
- クルーソックス以上の丈
- 色はスーツか靴と合わせる
- 柄はリブ編みか無地
- 素材は綿(コットン)中心
- フィット感が高いもの
- その他NGなもの
- ブランドのロゴが入っているもの
- 厚手のカジュアルなもの
- 素材が薄すぎるもの
これらのポイントを見れば、就活に適した、買うべき靴下がかなり絞り込めますので、内定につながる、素敵な1足を見つけてください。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
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