【歩き読書ができる!】ウォーキングにオーディブルを活用する3つのメリット

ウォーキングは気持ちよく、また、体にも心身ともに良い効果がたくさんありますが、ひたすら同じコースを歩いているだけだとマンネリ化してしまうこともありますよね。

ルートを変えると景色が変わって一時的には新鮮味を感じたりしますが、特に毎日歩いている場合、それも限度がありますし。

そんなウォーキングのマンネリ化やモチベーションの低下への対策としておすすめなのが、Amazon Audible(オーディブル)です。オーディブルを利用することで、ウォーキングの時間をただ歩くだけでなく、新しい物語に触れたり、知識を得たりする時間に変えることができますから。

ただ、オーディブルの利用には月1,500円かかりますので、そこまで払う価値があるのか、迷いますよね。

そこで今回は、ウォーキングでオーディブルを活用するメリットや、その他のポイントについてまとめてみました。

私はオーディブルを約1年利用しており、ウォーキングにも活用していますので、経験をもとにした具体的な内容を交えてお話ししたいと思います。

目次

ウォーキングにオーディブルを活用するメリット

初めに、ウォーキングの際にオーディブルを活用するメリットからお話しします。

私が思う最大のメリットは、運動と読書、両方ができることです。

当たり前の話?

もちろん、オーディブルを聴きながらウォーキングをしているので、これは当然の話なのですが、それでも私が思うメリットはこれに尽きます。

そして、この運動と読書の両方ができるということについては、その得られる効果の観点からさらに細かく分けることができますので、これについて、順番にお話ししていきます。

時間を有効活用できる

1つ目のメリットは、ウォーキングの時間を有効活用できることです。

毎日ウォーキングしている場合、1日に30分歩いている場合は月に約15時間、1日に1時間歩いている場合は月に約30時間をウォーキングに費やしていることになります。

そして、オーディブルで1冊を聴き終わる時間は、倍速などにもよりますが、私の経験上、ビジネス書で約4時間、小説で約8時間です。

ですので、平均1冊6時間とすると、1日30分歩いている場合は2~3冊、1日1時間歩いている場合は5冊ほど読める計算になります。

そもそもオーディブルは、車の運転中や家事などの「ながら時間」に聴くことで最も活用できますので、私が思う、オーディブルをウォーキングと組み合わせる一番のメリットは、この「時間の有効活用」です。

実は私はオーディブルを始める前、実際に本を読みながら歩いていた時期がありました。理由は、少しでも時間を有効活用したいと思ったからです。

できるだけ安全な道を通るようにしていたのですが、言うまでもなく危ないですよね。それに、知り合いに見られたとき、「二宮金次郎みたい・・・」と言われて恥ずかしい思いをしたこともありましたし。

それが、今では何の問題もなく歩き読書ができているんですから、オーディブルは本当に素晴らしいです。

相乗効果が期待できる

2つ目のメリットは、運動と読書の相乗効果が期待できることです。

相乗効果?

まず、ウォーキングしている間は、通常オーディブルを聴き続けることになります。もちろん、別にオーディブルを聴かなくてもいいのですが、歩く以外、特にすることがないですから。

ですので、家で聴いている場合と違い、基本的に何かで中断されることがありません。

これは、オーディブルのメリットの1つです。「ながら時間」に聴くからこそ、内容が難しいビジネス書などにも挑戦しやすいんですよね。

そのため、まず、ウォーキング中という環境によって読書の効果が上がります。

また、オーディブルを聴きながら歩いていると、ビジネス書もそうですし、特に小説を聴いているときなど、続きが気になって、予定より多く歩いてしまうことがあります。

その場合、読書によってウォーキングの効果が上がっていますね。

結果、運動と読書の相乗効果が生まれるんです。

ウォーキングが習慣化しやすい

3つ目のメリットは、オーディブルを聴くことでウォーキングが習慣化しやすくなることです。

冒頭お話ししましたが、ウォーキングは単調ですので、ともすれば習慣化する前に飽きてしまう可能性があります。

しかし、オーディブルを聴きながら歩けば、そこに新たな楽しみが生まれます。歩きながら本を読んでいるようなものですから。

そのため、ウォーキングが続けやすいんです。先ほどの相乗効果の話と趣旨が少し重なりますが、今日は休もうかな、と思っても、結局歩きに出かけてしまうんですよね。理由は、もちろんオーディブルが楽しみだからです。

オーディブルを活用したウォーキングの実践

次に、オーディブルを活用したウォーキングを効果的に行うための目的別のウォーキングプランの立て方、歩数や時間の管理方法、そして活動の記録や振り返り方などについて掘り下げていきたいと思います。

目的別ウォーキングプラン

オーディブルを活用したウォーキングを行うときは、目的を明確に設定することが大切です。

たとえば、リラクゼーションを目的とする場合は、自然豊かな公園を選び、リラックス効果の高いオーディオブックを選びます。

また、学習や自己啓発を目的とする場合は、専門的な知識を学べるオーディオブックを聴きながら、街中を歩くルートを計画すると良いですね。

目的に応じたウォーキングプランを立てることで、ウォーキングのモチベーションが保ちやすくなるとともに、達成感も大きくなります。

なお、プランを立てるときは、安全なルート選びに加えて、天気や時間帯も考慮することが望ましいです。

歩数や時間の管理方法

オーディブルを活用したウォーキングを成功させるためには、歩数や時間の管理が欠かせません。

最初に設定する目標歩数や時間は無理のない範囲で始め、徐々に増やしていくことがポイントです。スマートフォンなどを使って日々の歩数や活動時間を記録し、目標達成度を視覚的に確認すると良いですね。

また、オーディオブックの長さも活動時間の目安として活用できます。たとえば、30分間のオーディオブックを聴き切る間に目標歩数を達成するように計画することで、効率的な時間管理ができます。

オーディブルを活用したウォーキングの記録と振り返り

オーディブルを活用したウォーキングの記録は、日々の進捗管理やモチベーション維持に役立ちます。

ウォーキング後は、歩いた距離、歩数、聴いたオーディオブックの内容などを記録しましょう。これを日記形式で残しておくことで、後から振り返りやすく、かつ、自分自身の成長や変化も感じられます。

また、振り返りを行うことで、どのタイプのオーディオブックが歩くペースや心地よさを向上させたかを分析し、次回のプランに活かすこともできますね。

定期的な振り返りが自己改善へとつながり、更なるウォーキングの効果を引き出すことに繋がります。

オーディブルを活用したウォーキングの効果を高めるために

次は、そんな、ウォーキング中にオーディブルを聴くことで得られる効果をさらに高められる方法について考えてみたいと思います。

静かなところを歩く

効果を高める方法の1つ目は、静かなところを歩くことです。

歩く場所が何か関係あるの?

聴きながら歩くことの安全性についてはまた後でお話ししますが、ウォーキング中にオーディブルをイヤホンで聴くときは、ノイズキャンセリングイヤホンは使わないほうがいいと思います。

理由は、電車など乗り物の音や、クラクションやベルなどの音も聞こえなくなる可能性があり、危ないからです。

ですので、逆に言えばイヤホン自体は安いものでいいのですが、そうすると今度は騒音が普通に聞こえてきますので、車の通行が多い道などを通ると、オーディブルのナレーションが聞き取りにくくなるんですよね。

そのため、できるだけ静かなところを歩くほうが読書の効果は高まります。

倍速設定を活用する

効果を高める方法の2つ目は、倍速設定を活用することです。

オーディブルは、再生速度を「0.5倍~3.5倍」の範囲で、0.05刻みで細かく調整できます。

せっかく「ながら時間」を活用するわけですから、無理のない範囲で早く聴ければその分読書効率も上がりますね。

私はいつも1.5倍ぐらいですが、最近は1.7倍ぐらいで聴くことが多いです。最初は少し早いかなと思っても、慣れてくるとだんだん普通に聴けるようになってきますね。

なお、おすすめの再生速度については👇で解説しています。

【何倍速が最適?】オーディブルを1年利用してたどりついた理想の再生速度

オーディブルを活用したウォーキングで気を付けたいポイント

ここからは、安全のために気を付けたいポイントについてお話ししていきます。

周囲に気を配ること

安全のために気を付けたいポイントの1つ目は、周囲の状況に気を配ることです。

ノイズキャンセリングイヤホンを付けていなかったとしても、オーディブルを聴いているとどうしても周りへの注意が散漫になってしまう可能性があります。

ですので、オーディブルを聴きながらウォーキングをしているときは、できるだけ安全な道を通ると同時に、常に周囲の状況に気を配ることを心掛けることが大切です。

集中しすぎないこと

安全のために気を付けたいポイントの2つ目は、オーディブルに集中しすぎないことです。

たとえばビジネス書であれば、意味を理解しようとつい集中しすぎてしまったり、また、小説であれば、知らないうちにその世界観に惹きこまれてしまったりすることがあります。

しかし、外を歩いているときは何があるか分かりません。ですので、多少理解度や没入感を損ねたとしても、それは「ながら時間」活用の必要経費と割り切り、オーディブルに集中しすぎることは避けましょう。

オーディブルの費用対効果について

月額1,500円払う価値はある?

お話ししてきましたように、さまざまなメリットがあるオーディブルですが、月額は1,500円です。果たしてその価値はあるのでしょうか。

これについて、結論から言えば、月の利用時間によります。

これはある意味当然ですね。たとえば、1日10分しか時間が取れないのであれば、1か月でも5時間程度にしかなりませんので、本も1冊聴けるかどうかです。それに対して1,500円を払うのは、いくらなんでももったいないです。

では逆にどれくらい時間が取れれば費用対効果が高いと言えるのかですが、最低1日30分は聴きたいところです。月15時間あれば、ビジネス書であれば4冊ぐらい聴けますので、1冊400円ぐらいで聴ける計算になります。

ただ、小説だと2冊ぐらいしか聴けませんので、理想を言えば1日1時間聴ければ、間違いなく費用対効果は高いです。これなら、ビジネス書で7~8冊、小説でも4冊ぐらいは聴けますから。

1時間も歩くのは厳しいな・・・。

大丈夫です。「ながら時間」はウォーキングだけではなく、通勤や家事など、考えてみればいろいろあります。

たとえば、私の場合は月に約20日、片道1時間の道のりを車通勤していますので、それだけでも1か月で40時間ぐらいになりますし、それに加えてウォーキングも、家事もしています。

そのような「ながら時間」を合計して1か月で30時間ぐらいにはなるのであれば、オーディブルの費用対効果は間違いなく高いです。

なお、オーディブルの費用対効果については、👇で詳しくお話ししています。

オーディブルと「audiobook.jp」との比較

「audiobook.jp」と比べてどうかな?

オーディオブックサービスで、「Audible」の他に人気の「audiobook.jp」との比較は👇です。

スクロールできます
Audibleaudiobook.jp
料金(税込)1,500円(月額)1,330円(月額)
9,990円(年額)
聴き放題
対象作品数
約12万タイトル約1万5千タイトル
無料体験期間30日間14日間

料金は、「audiobook.jp」のほうが「Audible」よりも安く、特に年割プラン(一括前払い9,900円)にすると、月額833円で利用できます。

一方、「Audible」は「audiobook.jp」よりも聴き放題対象作品が多いです。

なお、「Audible」は小説もビジネス書も幅広く揃っている一方、「audiobook.jp」はビジネス書を中心に揃えています。

また、無料体験期間は、「Audible」のほうが「audiobook.jp」よりも長いです。

価格、聴き放題対象作品の数、ジャンル、無料体験期間の長さなど、それぞれのメリット、デメリットを参考に、よりメリットが活かせそうなほうを選んでください。

ウォーキングにオーディブルを活用するメリットまとめ

以上、ウォーキングでオーディブルを活用するメリットなどについて、私が利用してきた経験なども踏まえてまとめてみました。

お話ししてきましたように、オーディブルを組み合わせることで、ウォーキングの時間を有効活用でき、運動と読書の相乗効果も期待できます。

ウォーキングをより楽しく行うことができ、また継続しやすいなど、メリットが多いですし、ウォーキング以外の「ながら時間」も活用できることなどを考えると、費用対効果も高いのではないでしょうか。

オーディブルは30日間の無料体験ができますので、最終的には実際に体験してみた上で考えてみてください。もし合わないと感じたら、30日以内に解約すればお金はかかりませんから。

なお、私がオーディブルを約1年使ってみた感想については👇で詳しくお話ししています。

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

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