【1年利用して感じた】オーディブルが頭に入らないと感じる6つの理由と対策

  • オーディブルが頭に入らないっていう話を聞くけど、本当?
  • せっかくオーディブルを始めてももし頭に入らなかったら?

今回の記事ではこんな疑問にお答えします。

聴く読書、Amazon Audible(オーディブル)

ただ、オーディブルを聴いても頭に入ってこない、という話も聴きますが、実際のところどうなのでしょうか。

私は、現在オーディブルを利用していますが、聴いている中で、たしかに頭に入ってこないと感じるときもありました。

そこで、今回の記事では、私が約1年間オーディブルを利用した経験から、オーディブルが頭に入らないと言われることについて考えられる理由をお話しします。

理由ごとの対策についてもお話ししていますので、ぜひ最後までお読みください。

目次

頭に入らない理由① 「ながら」で聴いているから

オーディブルが頭に入ってこないと感じる1つ目の理由は、そもそも「ながら」で聴いているからです。

オーディブルは「聴く読書」ですので、もちろん本を読むときのように集中して聴くこともできますが、ラジオのように、車の運転中や、家事、散歩などのときに、「ながら」で聴くことが多いのではないでしょうか。

そうすると、ある程度行動(運転など)のほうに意識が向いてしまうのはやむを得ないことです。たとえば、車の運転中にオーディブルを聴いているとき、映画館で映画を見ているときのようにその世界観にどっぷりはまり、感情移入してしまって車の運転がおろそかになるような状況では、非常に危ないですから。

これは極端な例かもしれませんが、基本的に、人は一度に複数のことができませんので、「ながら」で聴いている限り集中力が落ちてしまうのは仕方がないことです。

対策:ある程度割り切る

その対策は、ある程度割り切ることです。

そもそも、本を読むときも常に集中して本を読めるわけではなく、周りの音や声、また、自分自身の雑念などによって集中力が途切れることもあると思いますから。

もちろん、オーディブルで「ながら時間」に聴いている場合は、読書しているときよりも集中力が落ちやすい状況にはあると思いますが、そういう時間を有効活用しているからこそ、もし1回聴いて頭に入らなかったとしても、何度も聴くことができます。

ですので、1回で頭に入らなくても、何度も聴きながら理解していけばいいんです。そもそも「ながら時間」なわけですから。

時間はたっぷりありますね。

頭に入らない理由②悩みや気になることがあるから

2つ目に、悩みや気になることがあるときは、基本的にオーディブルは頭に入ってきません。

私が、「今日はなんだかオーディブルが頭に入ってこないな」と思うときは、だいたいこれが原因です。

悩みごとや気になることがあるときは、オーディブルに限らず、人と話しているときもなんか上の空になってしまったり、仕事にも集中できなかったりしますね。

これは、ある意味仕方ありません。そちら(悩み)に意識が向いてしまっているのですから。

対策:無理に聴かない

悩みなどがあるときは、無理にオーディブルを聴かないのが一番です。

どうせ頭に入りませんから。

悩みが解消されたり、または時間が解決してくれれば、またオーディブルが聴けるようになりますので、それを待つしかありません。

そんなときは、たとえば車を運転しているのであれば、いっそ考え事に集中したり、また、音楽を聴く、ラジオを聴くなど、代わりにできることはいろいろあります。

なお、車の通勤時間を有効活用する方法については、👇で解説しています。

【4年間車通勤して感じた】車の通勤時間を有効活用する方法お勧め4選

頭に入らない理由③自分のペースで読めないから

オーディブルが頭に入ってこないと感じる理由の3つ目は、自分のペースで読めないからです。

これは少し表現が分かりにくいかもしれませんが、私がオーディブルを聴いているときに、ふと気が付けば話が進んでしまっている、ということがよくありました。

たとえば、ビジネス書の内容について、「つまりどういうこと?」などと考えているあいだにも話は進みますし、そうなった場合、活字と違ってどこまで戻せばいいか分かりにくいため、結局途中の部分があいまいなまま聴き続けなければいけなくなったりします。

そうなると、その内容を基本としてさらに発展させたような話の理解は当然難しくなります。普通の掛け算ができないのに、分数の掛け算を理解することはできませんから。

対策:再生速度を変える

この問題については、再生速度を変えることで一定対応可能です。

オーディブルは、再生速度を「0.5倍~3.5倍」の範囲で、0.05刻みで細かく調整できますので、本ごとに再生速度を変えることによって、ある程度の調整はできますから。

ゆっくり聞けば大丈夫です。

なお、おすすめの再生速度については👇で解説しています。

【何倍速が最適?】オーディブルを1年利用してたどりついた理想の再生速度

頭に入らない理由④本の内容が難しいから

4つ目に、本の内容が難しいときは、オーディブルは頭に入ってきません。

これは、本を読むときもそうですよね。特に内容が難しいビジネス書を読むときなどは、なかなか頭に入ってこないときもあります。

ですので、これはオーディブルが頭に入りにくいということではなく、そもそも本自体の問題ではあるのですが。

オーディブルでは本を読んでくれますので、音声は自動的に耳からは入ってきますが、特に「ながら聴き」であれば、その分理解度は落ちます。

対策:集中して聴く

そのため、内容が難しい本を読むときは、集中して聴くのがお勧めです。

本を読むときのように集中して聴けば、当然その分理解度は上がりますから。

自分が読むのではなく、人が読んでくれることで難しい本を読むハードルを下げつつ、かつ集中して聴けば、今まで手が届かなかった本にも挑戦しやすくなります。

逆にチャンスですね。

頭に入らない理由⑤聴く読書に慣れていないから

5つ目に、聴く読書に慣れていない場合、オーディブルが頭に入ってこないと感じるかもしれません。

考えてみると、本を読んでもらう機会はあまりないんですよね。子どもの頃は絵本を読んでもらったりすることもありましたが、ある程度の年になってくると、本は自分で読むのが基本ですから。

ですので、「聴く読書」に慣れないうちは、特に長時間聴いているとだんだん内容が頭に入ってこなくなってくるかもしれません。

対策:疲れたら休憩する

この対策は、とにかく疲れたら休憩することです。

たとえば、車の運転中であれば、上でお話ししたとおり、オーディブル以外にも、音楽を聴くなど、いろいろな選択肢があります。

疲れたら休んで、また気が向いたら始めればいいんです。

だんだん慣れてきます。

それでもどうしても聴く読書が合わないと感じたら、そのときはいつでも解約できます。特にオーディブルには最初30日間の無料体験期間がありますので、この期間中に解約すればお金はかかりませんから。

頭に入らない理由⑥本のイメージと朗読が合わない

6つ目に、やや細かいポイントですが、本のイメージと朗読が合わないと、内容が頭に入りにくい場合があります。

たとえば、オーディブルでは、半沢直樹、下町ロケットシリーズなどを含めた池井戸潤さんの小説33作品が聴き放題で聴けますが、中には、過去に本を読んだりドラマを見たりして自分の中で描いていた世界観と、そのナレーターの朗読が合わないと感じるときがあり、そうするとそこが気になってストーリーが頭に入りにくい場合があるんですよね。

また、特に男性のナレーターが女性の声も担当するときに、そのしゃべり方が気になってしまうということがあります。まあ、これはある程度仕方がないことなのかもしれませんが、私がオーディブルを利用している中で、個人的に一番気になるポイントです。

対策:割り切って本を選ぶ

「聴く読書」オーディブルは、ナレーターによって(聴く人との相性も含めた意味での)当たりはずれはあります。

ですので、最終的には割り切って聴く本を選ぶということも必要になってきます。

ただ、オーディブルは全体的にナレーションが良いと言われており、私も素敵なナレーションに心惹かれたことが何度もあります。

たとえば、先ほどの池井戸潤さんの小説であれば、多くの作品は私の描く世界観にあった素敵な朗読でしたし、特に「ハヤブサ消防団」は、ナレーターの杉山怜央さんのとてもきれいな優しい声が印象的で、それぞれの役柄の声も完璧に演じ分けられています。

また、オーディオファースト作品である、三浦しをんさんの著書「墨のゆらめき」は、ナレーターをされている人気声優櫻井孝宏さんの聴き心地のよいナレーションが最高な、まさに「聴く読書」の良さが感じられる作品です。

ですので、本のイメージと朗読が合わないと感じる作品もあると割り切って、逆に圧倒的な世界観に惹きこまれるような、あなただけの素敵な朗読の作品を見つけられるといいですね。

聴き放題対象作品は12万冊以上です。

オーディブルが頭に入らない理由についてのまとめ

以上、Amazon Audible(オーディブル)が頭に入らないと言われることについて、考えられる理由と、それぞれの対策について私が感じることをお話ししました。

私も利用していて、たしかに、オーディブルが頭に入らないと感じるときはありますが、そこには必ず理由と、それに合った対策があります。

オーディブルが頭に入るかどうかは、そのときの状態などにもよりますし、実際に聴いてみないと分からないところがありますので、最終的には体験してみた上で感じてください。

オーディブルは30日間の無料体験ができますので、もし合わなければ、30日以内に解約すればお金はかかりませんから。

なお、オーディブルの感想については👇で詳しく解説しています。

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

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