オーディブルに学割はある?その他の割引や学生におすすめの理由についても解説

オーディブルには学割はあるのかな?

今回の記事では、こんな疑問にお答えします。

知識の幅を広げたり、新たな興味を見つけたりするために大切な読書ですが、忙しい学生生活の中で実際に本を開いて読む時間を確保することはなかなか難しいですよね。

そこで活用したいのが、Amazon Audible(オーディブル)です。

しかし、オーディブルの利用には月額1,500円かかりますので、収入が少ない割に何かとお金がかかる学生時代には負担になります。学生通学定期券や映画などと同じように学生割引が適用されれば、利用しやすくなるのですが。

ただ、結論からお話しすると、現在のところオーディブルに学割はありません。

ただ、他にも実質的な割引制度に当たるようなものはありますし、また、学生にこそオーディブルがおすすめな理由も多くあります。

そこで、今回の記事では、オーディブルの料金体系や、学生にとってもメリット、そしてオーディブルと他の競合するオーディオブックサービスとの比較などについてまとめました。私自身がオーディブルを1年以上利用している経験から、その実用性や便利さを具体的にお伝えできればと思います。

ぜひ、学生のうちにオーディブルを活用し、多くの本に触れ、新たな知識や視点を広げてみてください。積みあがった読書量は、きっと将来への一歩を踏み出す大きな助けになるはずです。

この記事のポイント
  • オーディブルに割引はあるのか
  • オーディブルと他のオーディオブックサービスとの比較
  • オーディブルがなぜ学生におすすめなのか
目次

【割引はある?】オーディブルの料金について

料金と無料体験期間

まず、オーディブルの料金は月額1,500円です。

そして、冒頭お話ししましたとおり、残念ながら、オーディブルには学割はありません。

ただ、オーディブルは、利用を開始した後の最初の30日間は無料です。

学割はないが一応割引はある

じゃあオーディブルに割引はないの?

オーディブルの公式HPなどには載っていませんが、一応割引制度に当たるものはあります。

それが、解約手続き時に発生する、3か月割引になるオファーです。

解約時の引き留めですね。

このオファーを受けることで、3か月間、オーディブルの月額が「1,500円→750円」になります。

ですので、少しでも安くオーディブルを利用されたい場合は、これを利用するのも1つの方法です。

また、他のオーディオブックサービスを利用することで月額料金を下げる方法もあります。

その話まで飛ばれたい方は、「オーディブルと『audiobook.jp』との比較」をクリックしてください。

ただ、学割はなくても、オーディブルは学生の方におすすめなサービスです。

そこでここからは、学生の方にオーディブルがおすすめな理由についてお話ししていきたいと思います。

学割がなくても学生にオーディブルがおすすめな理由

通学時間や家事の時間が有効活用できる

私が、学生こそオーディオブックを活用すべきだと思う一番の理由は、通学時間などを有効活用できることです。

勉強や部活、サークル、アルバイトなど、毎日忙しい日々の中で、落ち着いて読書する時間を捻出することはなかなか難しいですよね。

でもオーディブルがあれば、大丈夫です。「ながら時間」を活用して読書できますから。

たとえば、自宅から通学しているのであれば、通学時間が有効活用できますし、下宿しているのであれば、通学時間は少し短くなるかもしれませんが、その分自炊や掃除などの家事の時間などを活用して読書できます。

ただの移動時間や「ながら時間」を学びの時間に変えられますね。

もちろん、電車やバスなどで通学している場合は、実際に本を読むこともできますが、学校の授業でも本を読んだりしていると思いますので、目を休めて、読んでくれる人の声に耳を傾けるだけでいいことは大きなメリットです。

さらに、本が広げにくいような満員電車の車内でも問題なく聴けますし、乗り物酔いしやすい方も安心ですね。環境に左右されにくいことがオーディブルの強みです。

1か月に何冊ぐらいの本が聴けるの?

オーディブルには再生速度の調整機能があり、何倍速で聴くかにもよりますが、1.5倍など、無理のない範囲で早めて聴いたときの1冊当たりの朗読時間はだいたい👇です。

  • ビジネス書:4時間/冊
  • 小 説:7~8時間/冊

ですので、1か月にオーディブルに充てられる時間によりますが、1か月に20時間でもビジネス書なら5冊、1か月に40時間あれば小説でも5冊、ビジネス書なら10冊は聴けます。

40時間と言うと長く感じますが、2時間×20日、1時間20分×30日などで大丈夫ですので、通学時間が片道1時間あればそれだけで到達しますし、たとえば下宿であれば、家事に費やす時間にアルバイトの行き帰りなどを足せばそれぐらいの時間になってくることが多いのではないでしょうか。

なお、オーディブルを1か月に何冊聴けるかについては、👇で詳しく解説しています。

【1年利用して分かった】オーディブル1冊、何時間?月に何冊読めるかも解説

幅広いジャンルの本が追加料金なしで聴ける

私が、学生こそオーディオブックを活用すべきだと思う2つ目の理由は、幅広いジャンルの本が追加料金なしで聴けることです。

オーディブルの聴き放題対象作品は12万冊以上です。

その中で、まず小説については、たとえば👇のような作品が聴き放題で聴けます。

聴き放題対象作品の小説(例)
  • 池井戸潤さんの著書 33作品
    • 「半沢直樹シリーズ」5作
    • 「下町ロケットシリーズ」4作 他
  • 村上春樹さんの著書 19作品
    • ノルウェイの森、海辺のカフカ、1Q84 他
  • 「ハリーポッター」シリーズ
    • 第1作「賢者の石」~第7作「死の秘宝」
  • 本屋大賞受賞作 85作品
    • 成瀬は天下を取りにいく
    • 同志少女よ、敵を撃て
    • コーヒーが冷めないうちに 他

本屋大賞受賞作については、オーディブルのラインナップ88作品のうち85作品が聴き放題の対象です。

また、ビジネス書については、たとえば👇のような作品が聴き放題で聴けます。

聴き放題対象作品(ビジネス書)
  • 「夢をかなえるゾウ」シリーズ 全5作
  • メモの魔力
  • 世界一やさしい「やりたいこと」の見つけ方
  • ジェイソン流お金の増やし方
  • デール・カーネギーの人を動かす方法

「ながら時間」を活用して好きな小説を聴いて贅沢な時間を過ごすこともできますし、ついスマホを触って過ごしてしまったりする通学時間を活用してビジネス書に触れることもできます。

勉強に活用できる

私が、学生こそオーディオブックを活用すべきだと思う3つ目の理由は、勉強に活用できることです。

たとえば、英語については、聞き流すだけでネイティブの言い回しが身に付くことで有名なスピードラーニング英語「初級 1巻か24巻」(29時間48分)、「中・上級 25巻から48巻」(25時間4分)などが追加料金なしで聴けます。

また、たとえば歴史については、「いっきに学び直す日本史【合本版】」(42時間34分)などが追加料金なしで聴けます。

佐藤優氏が30年間、たえず読み返してきた「座右の書」であり「最高の基本書」であり「伝説の学習参考書」。
あの『大学への日本史』が読みやすくなって、しかも最新情報で新登場!
本書は【教養編(古代・中世・近世)】【実用編(近代・現代)】全2巻をセットにした合本版のオーディオブックです。

「いっきに学び直す日本史【合本版】(サマリー)」オーディブル

42時間34分・・・

その他にも、歴史学者、本郷和人氏の著書、「日本史のツボ」、「日本史の授業」や、歴史芸人と専門家の掛け合いのような形式で楽しく聴ける「面白過ぎる!日本史の授業」など、歴史関係の本も充実しています。

なお、オーディブルで聴けるおすすめの歴史の本については、👇でまとめています。

【2024年版】オーディブルで聴き放題で聴けるおすすめの歴史の本10選

その他、たとえば国語については「出口式」シリーズなど、オーディブルは各教科の副次的な勉強にも活用できます。

【実質割引?】オーディブルと「audiobook.jp」との比較

安くオーディオブックを聴く方法はないのかな?

冒頭お話ししましたとおり、オーディブルには学割はありませんが、オーディオブックサービスはオーディブル以外にもあります。

有名なのは、「audiobook.jp」です。

そこで、ここからは、オーディブルと「audiobook.jp」とを比較して、考えてみたいと思います。

「Audible」と「audiobook.jp」との違いを簡単にまとめたのが、👇です。

スクロールできます
Audibleaudiobook.jp
料金(税込)1,500円(月額)1,330円(月額)
9,990円(年額)
聴き放題
対象作品数
約12万タイトル約1万5千タイトル
無料体験期間30日間14日間

なお、「Audible」は小説もビジネス書も幅広く揃っている一方、「audiobook.jp」はビジネス書を中心に揃えているため、小説などの数は少なめです。

価格重視であれば「audiobook.jp」のほうがおすすめです。

ただ、聴き放題対象作品の数、ジャンル、無料体験期間の長さなど、それぞれのメリット、デメリットがありますので、それらを踏まえて検討してみてください。

「オーディブルに学割はあるのか?」まとめ

今回の記事では、オーディブルの料金体系や、学生に特有の利点、そしてオーディブルと他の競合サービスとの比較などについてまとめました。

今回の話のポイントをまとめると👇です。

  • オーディブルに学割はない
    • ただし、解約時などに割引が提示される
  • 学生にオーディブルがおすすめな理由
    • 通学時間や家事の時間が有効活用できる
    • 幅広いジャンルの本が追加料金なしで聴ける
    • 勉強に活用できる
  • 「audiobook.jp」のほうが価格は安い
    • ただし、それぞれのメリットデメリットあり

お話ししましたとおり、オーディブルに学割はありませんが、通学や家事などの合間に知識を広げたり、新たな情報に触れたりする手段として、非常に役立ちます。

様々なジャンルの本を追加料金なしで楽しめるため、勉強だけでなく、趣味や娯楽にも適しています。オーディブルを利用することで、退屈な通勤時間などが有効に活用でき、有意義な学生生活を送る手助けとなりますね。

なお、最終的には、一度体感してみた上で、利用するかどうかを考えてみてください。冒頭お話ししましたとおり、オーディブルには30日間の無料体験期間があり、もし合わないと感じた場合は、この期間中に解約すればお金はかかりませんから。

なお、オーディブルの費用対効果については、👇で解説しています。

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

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